株式会社サムライプロモーション

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熊野晋也

舞台「ビビを見た!」出演!

出演:岡山天音、石橋静河、樹里咲穂、久ヶ沢徹、瑛蓮、師岡広明、熊野晋也 ほか

原作:大海 赫 演出:松井周

2019年 7月4日(木)~15日(祝月)KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ にて

https://www.kaat.jp/d/vivi

【あらすじ】
盲目の主人公ホタルに「7 時間だけ見えるようにしてやろう」と言う声が聞こえた。ホタルの目が見えるようになると同時に、まわりの人は光を失ってしまう。母も猫も、町の人も・・・。
ホタルの住む町が正体不明の敵に襲われるとテレビ放送が始まった。
人々は町を脱出するための列車に乗り込もうとする。ホタルも母を連れて、街にでて、電車にのりこもうとする。街はパニックに陥り、警察署長が叫んでいる。
列車に乗り込んだホタル、いろいろな人がいる。赤い帽子をかぶった女、太った男の子……
でもだれも目が見えていない。
ホタルは不思議な緑色の少女ビビと知り合う。
天真爛漫で無邪気なビビ。ビビはやぶれた美しい羽と触覚を持っている
周りへの迷惑も考えず行動するビビに手を焼きながら、一緒にいるホタル。
突然、ホタルの乗った列車を巨人が追ってくる。この巨人が敵のことなのだろうか?
ビビは巨人のことをワカオだと知っていた。巨人・ワカオはビビを探して、列車を追いかけてきていた。
ワカオはあっさりと列車を脱線させてしまう。人がたくさん傷ついて、ホタルはワカオに捕らえられてしまう。
そこにビビが現れる。ワカオをなだめられるのはビビだけ……。
ビビはホタルと一緒にいたいとワカオに願う。
次第に、ホタルもビビといたいと思うようになっていた。
しかし、ホタルが「見える」時間はあと 1 時間……。

幻の童話作家と言われた大海赫の絵本業界の傑作「ビビを見た!」。
盲目の少年・ホタルが7時間だけ目がみえるようになることから始まる物語は、全身緑色の少女・ビビ、鎖をきひずった大男・ワカオなどが登場し、一見ファンタジックにもみえるが、その衝撃的なストーリーと、強烈な色彩感は大人も強くひきつけ、神秘的とすら思える。圧倒的な爽快感と息苦しさを美しく両立させた伝説の絵本。本作の台本・演出を務めるのは、2010年『自慢の息子』で、第55回岸田國士戯曲賞を受賞し、現代の歪みを象徴する人々のエピソードをサンプルの様に呈示し、現代社会のあり様をありのままに受け止める作風で人気注目を集める作家・演出家・俳優の松井周 氏。最近では、故蜷川幸雄氏の次を担う作家・演出家の一人として『レインマン』(ホリプロ制作、主演:椎名桔平・藤原竜也)の台本・演出を手がけるなど、活動の領域を広げている。

サムライプロモーションからは熊野晋也 が出演しています。