熊野晋也

舞台「川辺月子のために」出演！

出演：大浦千佳、佐藤睦、熊野晋也ほか

チーズtheater 第五回〈二本立て〉本公演「川辺市子のために」「川辺月子のために」

作・演出：戸田彬弘

映画監督・脚本家・演出家の戸田彬弘が作・演出、2015年8月劇場を熱狂の渦に巻き込み公表を博した「川辺市子のために」。それから3年の時を経て、新たにその続編「川辺月子のために」と共に再演が決定しました。現代日本が抱える無国籍問題を暴きながらも、必死に生きようとする姉妹の姿を描き出す、「川辺市子のために」「川辺月子のために」のミステリー二部作。

サムライプロモーションからは、熊野晋也が「川辺月子のために」に出演しています。

「川辺月子のために」

2017年、千葉県館山市の海岸で、一台の乗用車が海中から発見された。その車内には30歳前後とみられる男女の遺体があり、そのうち女性は身元不明のまま供養されることになった。そのニュースを見た市子と月子の母親である川辺なつみは、その遺体は私の娘だと主張するが、戸籍上存在しないという理由から取り合って貰えなかった。2018年、ある記者がこの館山の事件を追い、無国籍者支援の会「証（アカシ）」に辿り着く。車の発見される1年前、アカシには、川辺市子と名乗る相談者がいた。だが、その女性はつかみどころがなく、謎めいていて…。そこには無国籍者の現実が拡がっていた。